プレスリリース

学校法人仙台育英学園
プランツラボラトリー株式会社
2022年11月8日

先端農業教育について取り組みを開始

~「省エネ型屋内農場システムPUTFARM」活用の第一弾~

学校法人仙台育英学園(宮城県仙台市、理事長 加藤雄彦、以下「仙台育英学園」)はプランツラボラトリー株式会社(東京都中央区、代表取締役 湯川敦之、以下「プランツラボラトリー」)が開発した「省エネ型屋内農場システムPUTFARM」を多賀城校舎教室内に設置し、サステナブル農業を活用した教育プログラムを開始します。

近年、農業は「従事者の減少・高齢化」「自然災害の激甚化」「気候変動による影響(不安定な生産量や品質)」など、持続可能性に係る課題が顕在化しています。

こうした課題解決に向けて、プランツラボラトリーはサステナブル農業の実現を目指し屋内で天候に左右されずに誰でも容易に農業を行うことができるPUTFARMを開発。2021年より東北地区での展開を本格化しています。

仙台育英学園は、建学精神「至誠・質実剛健・自治進取」のもと、民主的文化国家の形成に貢献し世界平和と人類の福祉増進に寄与するため、家庭人・社会人・国民・世界人として能く其の本務を尽くし得る人物を養成して参りました。現在、創立125年を迎える2030年にむけ、SDGsのエッセンスを含む中期経営計画としてI-Challenge125を策定し、その実践に取り組んでおります。I-Challenge125には、SDGsの目標12「持続可能な生産消費形態を確保する」に該当するKPIが設定されており、この度、その達成にむけてPUTFARM活用を2023年度より開始することとしました。

今後は、プランツラボラトリーによるPUTFARMを活用した作物の栽培講座を秀光中学校と仙台育英学園高等学校の生徒が受講した上で、生徒が栽培した収穫物を生徒・職員が利用する食堂で提供します。また、生徒が運営するオンラインショッピングモール「せんだいまなびや」で販売することも検討しています。これらの教育活動を通じ、日本の農業が抱える課題、引いては持続可能な社会の形成に向けた今後の展望について理解を深める機会を提供して参ります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】

仙台育英学園:仙台育英学園多賀城校舎多賀城事務局 TEL 022-368-4111

プランツラボラトリー:事業推進部 info@plantslaboratory.com

【学校法人仙台育英学園について】

仙台育英学園高等学校と秀光中学校を擁する学校法人仙台育英学園は、明治38年(1905)年10月1日、加藤利吉先生が開塾した私塾「英育会」(その後育英塾に改組)以来、「至誠」「質実剛健」「自治進取」を建学の精神として一世紀を超える伝統を築き、これまで7万人の卒業生を輩出してきました。また、2023年4月より仙台育英学園沖縄高等学校を開校予定(設置認可申請中)です。
創立125周年(2030年)に向けて、"I-Challenge125"のスローガンの元、SDGsに対しEDSの視点も取り入れた事業をもって組む新たな学校づくりを推進しています。

・ホームページ:https://www.sendaiikuei.ed.jp/corp/intro/

【プランツラボラトリー株式会社について】

2014年設立。「人と植物と地球のみらいを考える」をスローガンに掲げ、東京大学と共同開発した屋内農場システム「PUTFARM」を活用し、持続可能な 「環境にやさしい農業」「人にやさしい農業」の実現を目指しています。
2021年には東北電力株式会社と業務資本提携を実施し、「東北発のサステナブル農業」の展開によるスマート社会の実現に取り組んでおり、その一環として「農業 × 教育」についても積極的に推進していきたいと考えています。

・ホームページ:https://www.plantslaboratory.com/